韓国語教員養成課程(한국어교원양성과정)のこと

韓国語講師をはじめて1年足らず。

その場で必死に調べて対応はしてきたけれども、理論的にも知識的にもいろんなことが足りないと知りました。

こんな私を採用してくれたソンセンニムにも、生徒の方にも期待に答えるべく、

何かしら勉強をせねばと思い、

「韓国語教員養成課程」たるものにたどり着き、現在受講中です。

 

日本では資格みたいなものは見当たらなかったので、韓国の資格を取ろうと決意。

さすがネットの先進国、オンライン講座が色々ありそうなことなので、日本にいながらもできそうだと判断して、探して見ました。

 

なんとまあシステムがすごくしっかりしていて、

韓国語教員になるための資格をとるためのステップの壁が高い。

 

まずは、

①韓国語教員養成課程(120時間)を修了する。

 日本語教員になるのに必要な480時間を考えたら短いっちゃ短いとも言えるかも。

②韓国語教育能力検定に合格する。

 1〜3級にわかれていて、教員未経験は3級しか受けることができない。

 2級を取るには、韓国語教員関連の学位が必要な模様。

 2級取得は現在の私にはあまり現実的ではないため、考えない。

 

 ただね、この検定は韓国でしか行われていないので、韓国に行くことが必須。

 コロナがまだどうなるかわからない&私は会社員、ということを考えるとこれまたもやちょっとハードルが高い。

 しかも、対策関連の参考書についても手に入れることが困難。。

 

 韓国語教員として認められるの大変!!!! (笑)

 

できないことを考えてもしょうがないので、

とりあえずは養成課程を終えよう!

 

●韓国語教員養成課程について

 私は延世大学の課程に申し込みました。

 理由は、知ってる大学だから!

 

 大学以外でもやっているところはありましたが、韓国に在住していないので、どれほど信頼度がある機関かが判断ができないので、大学に絞って探しました。

その中でオンライン講座を開講しているのはかなり少なかったので、選択肢は自然に絞られました。

 

●模擬授業の実習について

 海外居住者にとっての養成課程のハードルの一つとして、模擬授業の実習があります。

 現地に行くか、現地にいけない場合は、こちらで韓国語教員資格を持っている方を招致して実習が必要。

 そんなのできるわけないんですよ。

 現地に行くのはコロナ前なら可能だったかもしれませんが、陽性になったら現地で足止め食らう可能性もあるので、真面目な(?)会社員の私には到底難しい。

日本で教員資格を持っている方を探すのもめちゃくちゃ大変。

 

 そんなところ、なんとなんとコロナのおかげで実習もオンラインにしてくれている優しさ。

 

そんな優しさを持った延世大学さんもう決定です。